2001年03月17日

仕事に専念していた

今日はラーさんやおこあんさんと喋ることもなく、一生懸命に仕事に専念していました。
憂鬱だった棚卸しも、やっていくうちに要領を得て、だんだん面白くなってきました。
この調子で行くと、あと1日で終わりそうです。
さてそうなると、余った時間をどう過ごそうかと思うのであります。
そういえば、棚卸しまであと4日もあるんだった。
2,3日前までは、「どうしよう、あと6日しかない」だったのに・・・
すべては『案ずるより産むが安し』ですよね。
とにかく行動すること、これが今までのぼくに欠けていたところです。
やれば簡単なことなんだけどね―。
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2001年03月21日

おつかれさま

午後11時に帰ってきました。
棚卸しのほうはチームワークよく無事に終了しましたが、野暮用が重なり遅い帰宅になりました。
風呂から上がってこの日記を書いています。
食事は12時を超えそうです。
それでは、疲れたので今日はこの辺で。
おやすみなさい
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2001年05月31日

苦悩するバイト達

以前バイトの子に聞いた話だが、バイト料はほとんど携帯電話の通信費で消えていくそうだ。
ということは、携帯を持たなければバイトをする必要がないことになる。
通信費に使う以外に何か使い道はないんだろうか?
ぼくの高校時代は、学校が禁止していたせいもあって、今みたいに学校が終わってからバイトをする生徒はまずいなかった。
バイトといえば夏休みや冬休みにするものと相場が決まっていた。
何に使うかというと、あの当時はギターを買う資金にする人が多かったようだ。
ぼくもその口でした。
他にレコード(LP)を買ったりもしていた。
でも、通信費に消えようがギターに替わろうが、目的をもってバイトするというのはいいことだと思う。
何もせず、万引きや恐喝をして小遣いを稼いでいる馬鹿と比べたら雲泥の差である。
ところで、そのバイト料を狙う商売もあるというから驚きだ。
詳しくは知らないが、あれやこれや甘い言葉で誘い出し、時には脅して物を売りつけるのだそうだ。その学生の先輩とかにやらせているらしい。
世間知らずの学生を食い物にするなんてとんでもない奴らだ。
携帯で消えていくバイト料なのに、物を買わせたらどうなるか?
当然若くして借金を抱えることになってしまう。
また利用されて売っているほうも、自分で買わざるを得なくなる上、そのうち疎まれて友達をも失っていく。
ほんと、ろくな商売じゃない。
うちのバイトたちも気をつけてもらいたい。
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2001年06月28日

嘘つきと人殺し

一昨日の話だ。
ぼくの売場で売っている商品を、20代の女性が返品しに来たらしい。
「これ壊れとるけ、金返せ」などと大声でわめいていたらしい。
シンナーかなにかで焦点の定まらない目をしていたそうだ。
こちらが「レシートは?」と聞くと、「私が買ったんやないけ持ってない。でもここのプライスがついとるやん」
「レシートがないと、返品できませんけど」
「じゃあ、買った人を連れてくる」と言って帰ったそうだ。
こちらで、その商品の売上を調べてみたが、データは残っていなかった。
そもそも、その商品は今年の4月に5台仕入れたが、最近まで全然売れなかった商品である。
結局、その日その客は来なかったらしい。
ぼくは昨日その話を聞いたのだが、昨日もその客は来なかった。
今日、他の支店から連絡が入った。
その客と見られる人物が、その商品を持って「お宅で買ったから返品してくれ」と言ってきたというのだ。
その店には元々その商品を置いてなかったので、相手も引き下がらずを得なかった。
ということで、その客の嘘はばれてしまった。
おそらく、うちで万引きした商品をいちゃもんつけて返品し、金に替えようとしたのだろう。
ばれるような嘘、だいたい嘘つきにはこの手の間抜けな人間が多いものだ。
言っていることのつじつまが合わないんですね。
前とはまったく逆のことを言ったり、言い訳・言い逃れが多いのですぐに尻尾を出してしまう。
つまり、事実の上に立った話ではないから、すぐボロが出るということです。

そういえば、今日あの宮崎勤の2審判決が出たそうだ。
やはり死刑である。
あたりまえじゃないか! 4人もの子供を殺したんだから。
この男を弁護する側もやり切れんだろう。
それにしてもこの事件以来、わけのわからない人殺しが多くなったような気がする。 
勝手な思い込みで殺人にまで至っている。しかもノイローゼを装って。
先日書いた、大阪の事件もその一連のものだろう。
嘘つきと人殺し、最近こんなことばっかりだ。
posted by 新谷雅老 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | 編集

2001年06月30日

嫌なことがありました

嫌なことがありました。
今日来たお客のことです。
うちの関連会社でもある、ある大手企業の方が買い物に来たのです。
その人は、お偉いさんか何か知らないけど、とにかく偉そうな人で、ここで詳しくは書きませんが、『部品を無料でつける、つけない』のことで怒り出したのです。
「この店はどういう方針でやっているんだ?」と言うので「こういう方針でやっています」と答えると、「普通はこういうのはサービスするものだ」と持論ばかり押し付けてくる。
ごもっともです。確かに正しいでしょう。
でも、それを求めるなら百貨店や専門店に行って下さい。
うちは薄利多売のディスカウンターなんですから、サービスにも限度があります。
それにその男は、関連会社である、うちの会社の人間を見下しているとしか思えない発言の連発でした。
何かにつけ「おまえ」呼ばわりするし、態度は横柄だし、「いい年してこれまでの人生、何を学んできたんだ?」と言いたくなるような奴でした。
こちらが何か言うと、「社長に言ってやる」と言いだす始末。
もう典型的な大企業病人間でした。
「出世、出世」で生きてきた人間の結末でしょう。
下の人間には横柄で、あごで人を使うことばかりしている。
逆に上の人間には頭が上がらず、言いなりになるタイプ。
定年満期した後に何が残るんだろうか?
おそらくこういう奴らは、過去の栄光ばかりにすがって、それを自分の価値だと思って威張りまくり、挙句の果てには誰にも相手にされなくなるだろう。
ああ、むしゃくしゃする!!
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2001年10月07日

日曜日のテレビ番組は面白くない!

今日は売り出しの3日目、午前中かなり忙しかったので、毎週見ている「波乱万丈伝」と「雷波少年」を見逃してしまった。
まあ、今日の「波乱万丈伝」は大内順子・・・(知らん!)だったし、「雷波少年」はビデオに録画しているから別に見なくてもよかったのだが、これも習慣だから見ないと何か変な気がする。

それにしても、日曜日の午後のテレビ番組というのは、実にくだらん。
野球シーズンが終わったから、なおさらそう感じる。
シーズン中は、ホークス戦(デーゲーム)をやってくれたので、3時間ばかりは時間が潰れたが、シーズン終了後は、ゴルフ・競馬・バラエティの再放送などなど、くだらん、くだらん。
こんなものに全然興味のないぼくにとって、日曜の午後というのは地獄だ。
こんなくだらん番組しかないのなら、平日が毎日続いたほうがましだ。
でも毎日やると、「ザ・ワイド」に出ている有田芳生さんは迷惑するだろう。
専門外のことでも、スーパーひとし君からどんどん質問が飛んでくるからだ。
「(最近の男性は鼻毛をよく抜く)と言うことですが、有田さん、(鼻毛を抜きすぎると、炎症を起こすん)ですね」
「ええ、これは私も経験したことなんですが、(鼻毛を抜くとヒリヒリするんです。でも、この時点で消毒せずにほおっておくと、あとで大変なこと)になります」 <注 ()は筆者の勝手な例え。ザ・ワイドはだいたいこのパターンの繰り返しです>
週に5回、こういったスーパーひとし君の質問攻めにあっているので、たまには息抜きをしないと、彼の本職のフリーライターの仕事が出来なくなる。オウム裁判の傍聴や、芸能人の取材をしなければならないのに。
その有田さんには申し訳ないのだが、こう面白くない日曜番組をやるくらいなら、ぜひ平日番組を日曜にもやってもらいたい。
「ザ・ワイド日曜版」があってもいいじゃないか。

日テレは巨人絡みの番組になると、俄然面白くなくなる。
日曜日の午後6時から始まる「ザ独占サンデー」がそうだ。
出演者のわざとらしさと、アナウンサーの臭い演技。
また、そのセリフのいちいちが気障である。
こんなくだらん番組を「笑点」の後にやるな!
裏でやっている「報道特集」や「ちびまる子ちゃん」にも失礼である。
だいたいこの番組はSMAPの中居が出ているので、視聴率を稼げるんじゃないのか?
誰も、徳光さんの涙の出ない泣き顔なんか見たくない! 臭いセリフなんか聞きたくない! パンチ佐藤の「焼肉バカ一代」なんか見たくない!
こんなの流すなら、「ザ!鉄腕!DASH!!」を毎週2時間にしろ!

それにしてもぼくは、仕事中によくテレビを見ているんだなあ・・・。
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2001年10月18日

外国人のお客さん

今日外国人の女性のお客さんが来た。
別に珍しいことではないが、うちの店に来る外国人はどちらかというとアジア系の人が多く、そのほとんどが日本語を話せない。
で、英語で話しかけてくる。
ところが、こちらが英語を話せないので、いつも商談は成立しない。

今日は少しばかり勝手が違った。
今日来たのはアメリカ人で、外国人独特の訛りはあるが、完璧に日本語を操る。
それもそのはず、こちらに11年間滞在しているらしい。
「日本人的な考え方ができるようになった」と言っていた。
「いろいろ国によって違うけね。日本人と韓国人みたいに、顔は同じでも考え方はまったく違う」
「うん」
さすが滞日11年。「うん」である。
ぼくが「学校の先生?」と尋ねると、「うん」と言った。
「どこの学校?K大?歯科大?」
「ううん」
「S短?」
「うん、でも短大じゃないけど」
「ああ、S高ね。あり得る」
「でも、神学じゃないけど」
「じゃあ、英語の先生?」
「うん」
S高というのは、ミッション系で有名なお嬢さん学校である。
また、ぼくが「神社行ったことある?」と言うと「もちろん」と答えた。
きっと気持ちは日本人なんだろう。
配達になったので、伝票を持ってくると、ちゃんと漢字で住所を書いていた。
帰り際に「炭そ菌気をつけて」と言うと笑っていた。

外国人相手にこんな普通の言葉で話したのは初めてである。
ぼくが初めて外国人と話したのは中学1年の時だった。
黒崎に遊びに行った時、外国人の集団に捕まった。
モルモン教である。
彼らはぼくに聖書を売りつけようとした。
「いくらか?」と訊くと、「1000円でーす」と言った。
ぼくが「ノーマネー。ただでくれ」と言うと、「Oh! No money」と言って笑っていた。
後で知ったことだが、その時期あのケント・ギルバートが黒崎に滞在していたことがわかった。ということはその中に彼がいたのであろう。
「そういえばいたような」と思うが、外国人はみんな似たような顔をしているからなあ。
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2001年10月23日

休日出勤

今日は7時50分に家を出た。
休みだったのだが、8時半から会社でイベントをやるから来いというのだ。
ぼくはいつもは、9時半から朝礼があるので、9時に家を出ている。
その時間帯、渋滞はほとんど解消されているので、比較的早く会社に着く。
家から会社までは、だいたい20分ほどだ。
しかし、今日の場合はどのくらい渋滞しているかわからない。
しかたなく、7時50分に家を出たしだいである。

会社に行くためには、県内でも有名な渋滞地区黒崎を通らなければならない。
ぼくは高校の頃から、いつもこの渋滞に泣かされた。
ぼくの住んでいる所から高校に行くためには、黒崎でバスを乗り換えなければならない。その黒崎まで行くバスが、時刻表どおりに黒崎に到着しないのだ。
ぼくの通った高校は黒崎を通らないと行けない場所にあったので、洞海湾を逆に周って若松・戸畑経由(かなり時間がかかる)で行く以外に、黒崎を避けて高校に行くすべはない。
当時黒崎発で高校の最寄のバス停通るバスは、8時台には2本しかなかった。
たしかあとのほうが8:21発で、これに乗り遅れると遅刻ということになった。
だから、うちの高校の生徒は、みんな必死でこのバスに乗り込もうとする。
乗車率はいつも150パーセント以上になっていたと思う。
一般のお客が乗っていて、途中で降りようものなら、運転手は言葉を荒げて「ここで降りるんなら、このバスに乗らんで下さい!」と言っていた。
しかし、ぼくは渋滞のおかげで、このバスには乗れなかった。
このバスが発車する頃には、ぼくはまだ2つ手前のバス停にいた。
で、高校3年の時、遅刻回数は100日を軽く超えていた。
担任は他校でも有名な頑固な先生であった。
最初の頃は「遅刻したらつまらん!」と尋常な注意を受けていたのだが、あまりに遅刻が多いので、拳骨をもらったり、職員室前で正座をさせられたりした。
三者面談の時にも、進路の話はそっちのけで、遅刻ことをしきりに母親に言っていた。
が、母親もこの渋滞の被害者だったので、息子の弁護をした。
担任は「それなら1本早いバスで来なさい!」と言うと、母は「その1本前のバスがないんです!遅刻しないよう、バスの本数を増やしてくれるように、先生から西鉄に言って下さい!」と応戦した。気丈な母親である。
担任は、もうそれ以上遅刻のことを言わなかった。

 ※ この黒崎という地区は、昔から交通の要所で、長崎街道はこの黒崎が起点になっていたのだ。
実際は小倉が起点だが、下関からの船は黒崎に着いていた。参勤交代は豊前を通らずに筑前から船で長州に入っていた。ちなみに司馬遼太郎の「竜馬が行く」でも、長州から太宰府に向かう竜馬が、下関から船で黒崎に入ったと書いている。
ということは、この頃下関〜黒崎間の船便はけっこう多かったらしいから、船の渋滞もあったかもしれない。
ということは、竜馬も遅刻したのだろうか?

さて、そんな黒崎を通り抜けていくために、通常の所要時間の2倍、つまり40分間を想定して出かけた。
ところが、面白いことに気がついた。
家から黒崎に向かう道は片道2車線なのだが、左車線は詰まっているが、右車線のほうは比較的スムーズに動くのだ。
2km近く渋滞している左車線を尻目に、ぼくは右車線をスムーズに進んでいった。
そして、左車線の渋滞の先頭の所まで来ると、どの車も道沿いにある三菱化学に入ろうとしている。社員の出勤時間だったのだ。
「右車線に入っとってよかった。今日は運がいい」とぼくは思いながら、会社に向かった。
途中、その他の場所で渋滞につかまり、着いたのは8時25分だった。
「間に合った。よかった。やっぱり今日は運がいい」と思い事務所に入ると、店長が「お、しんちゃん今日は早いねえ」と言った。
「だって8時半からでしょうが?」と言うと、「ああ、この店は9時でよかった」と言った。
せっかく朝早く家を出て、渋滞を要領よくかわしてきたのに。それも休みなのに。
あーあ、今日は運が悪い。
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2001年12月08日

クレーム

午前中、「ストーブの火が上がらない」とお客から電話が入った。
女の子が電話を受けたのだが、うちの店で2年前に買ったものらしい。
お客は女の子にいろいろ悪態をつき、「あんまり使ってないのに壊れるなんて欠陥商品じゃないのか」と言い出したので、「メーカーに連絡して対処させてもらいます」と言って電話を切った。
さっそくメーカーにFAXで修理の依頼をしたが、数分してメーカーから電話が入った。
「お客さんのところに電話したのですが、どうも不良灯油を使っていたようです。それで芯がだめになったんでしょう。お客さんに修理代が6000円ほどかかりますと言ったら、『そんなにかかるのなら新しいのを買う』と言って切られました」ということだった。
とりあえずは解決したので、そのことを忘れていた。

すると午後になって、そのお客から電話が入った。
またしてもその女の子が受けたのだが、「さっき電話したものだけど6000円も取るとはどういうことか」などと難癖をつけてきた。
最後には「責任者と代われ!」言い出した。
そこでぼくと電話を代わった。

「話は聞いたやろ。どうしてくれるんか!?」
かなり酔っているようだ。
ぼくは「『どうしてくれるんか』と言われましても、メーカーさんがそう言うのなら、こちらとしてはそれ以上のことは言えません」と言った。
「お前の店は、2年でだめになるような商品を売っとるんか!?おれはこのストーブを触ったことがないんぞ」
「じゃあ、2年間全然使ってないんですか?」
「・・・いや、去年使った」
「じゃあ、触ってるじゃないですか」
「でも、だめになったやないか。お前の店なんかで買うんやなんかった」
「どこで買っても、不良灯油なんか使ったらだめになりますよ」
「何で不良灯油を使ったらだめになるようなストーブを作るんか!?」
「それはメーカーさんに言って下さい。こちらも迷惑してるんですから」
「もういい。ストーブを持って来い!新しいのを買うけ。そのかわりちゃんと迷惑料は差し引いとけよ」
「じゃあ、こちらに来て選んで下さい。あとでまた欠陥だの何だの言われたら困りますから。それと今は売出し中ですから、迷惑料を差し引かんでも安くなっています」
「うちにストーブが2台あっても困る。どうするんか!」
「いらないなら引き取りますよ。1000円で」
「この上まだ金を取るんか!おれは、お前の所の店長を知っとるんぞ。家に来たこともあるし」

この話を聞いて思い出した。
このお客は、以前も悪くもないストーブのことで難癖をつけてきた人だった。
そういえば、その時も酒を飲んでいた。
そこで、「○○町の××さんですよねえ。ちゃんと覚えてますよ。あの時もいろいろ文句言ってきたでしょうが」とちょっと凄んで言ってみた。
すると相手の態度が急に変わった。
「ああ、そうでしたか。いや、メーカーから6000円と言われたので、ちょっと頭に来てたもんで」
「買うんですか、どうするんですか?」
「いや、何かいい方法はありませんかねえ」
「じゃあ、こちらで芯の交換しましょうか?2000円ぐらいで収まりますけど」
「じゃあ、今日取りに来てくれますか?」
「今日持って帰っても、すぐには芯がありません。火は点くんですか?」
「ああ、ちゃんと点いてます」
「点いてる?じゃあ故障じゃないじゃないですか」
「・・・いや、いい時と悪い時があって・・・」
「まあ、とにかく芯が入ったら換えましょう」
「お願いします」

いちおうこれで収まったようだ。
その後は電話はかからなかった。
しかし、問題は芯が入荷した時である。
今日以上に酔っていて、「寒いけ、1時間以内に修理して持ってこい!」などと言い出したら、また電話口でけんかになる。
逆に、その時はしらふで、「いや、そんな電話はしていませんよ。ストーブは調子がいいです」などと言い出したらどうしよう。芯の返品はきかないし。
どちらにしても、もう一波乱ありそうである。
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2001年12月16日

年末商戦

今日はさすがに忙しかった。
年末商戦の真っ只中である。
ここ数年感じていることがある。
それは、お客の質が年々悪くなっていることだ。
店を選ぶのはお客の自由であるので、こちらとしては何も言えないが、常識知らずのお客が増えているのには閉口してしまう。
今日もいましたねえ、質の悪いお客さんが。

「店の中で痰を吐くな!」
ぼくと同じような白髪頭の中年男性が、ぼくの売場で「がーっ、ぺっ」とやったのだ。
身なりはきちんとしていたので、こちらとしては何も言わなかった。
しかし、ハンカチかティッシュぐらいは用意して来い。
いったい、小学校で何を勉強してきたんだ!?
あんたたちの学校では、検査しなかったのか?
爪、ハンカチ、ちり紙は常識だろが!
もし忘れて来たのなら、トイレでも行って吐いてくるのが普通だろう。
もう一度小学校に行って勉強しなおして来い!

「大声で怒鳴るな!」
相変わらず、わけのわからないクレームをつけてくる人がいる。
「さっき電話した時はあるといったじゃないか!?」
「確かにお客さんが電話された時にはありましたよ。でも、あれから何時間たってますか?お客さんはこちらに『確保してくれ』と言いましたか?」
「じゃあ、何でさっきあると言ったんだ!わざわざここまで来たのに」
こちらは理の通ったことを言っているのだ。
結局はあんたのわがままでしょう?
自分の意見が通らないくらいで目くじらを立てるなよ。
ないものはないのだ。
小さな子が、「あれ買ってー」と言って駄々をこねているのとなんら変わらない。
恥ずかしいとは思わないのか。
もっと、社会人としての自覚を持てよ。
いい大人が往来で自分の主張をするもんじゃない。
大声を出すことで、あんたの主張が通ると思ったら大間違いだ。

「寝るな!」
休憩所のベンチでおっさんが横になって寝ている。
あほか、お前は!
常識で考えろ!
ここはお前の家か!?
ほかのお客さんの迷惑も考えろ!
眠たいのなら、こんなところに来ないで、ぼくみたいに家でじっとしてろ!

「先客優先」
接客をしていると、横から割り込んで話しかけてくる人がいる。
『見たらわかるでしょ?こちらは遊んでいるわけではないんですよ。ちゃんとお客さんの相手をしているんですよ。あんただけがお客さんじゃないんですよ。終わったらちゃんと相手をしてやるから待ってなさい』
ほんと声に出して言いたいですよ。
接客の基本は「先客優先」。
自分が接客を受けている時に、横から割り込んで話しかけてくる人がいたら、
あんたは嫌でしょうが。
そのお客さんだって嫌なんですよ。
孔子も言っているでしょう。
「己の欲せざる所、人に施すなかれ」と。
よくこの言葉を吟味しなさい!

あと半月年末商戦は続く。
その後は初売りが待っている。
こちらとしては、至らないかもしれないが、出来る範囲でお客さんの気分を損ねないように細心の注意を払っているわけだから、お客さんの側も最低のルールやマナーくらいは守ってもらいたいものである。
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2001年12月30日

日常生活

今年もあと1日。
しかし、ぼくたちは日常生活を強いられている。
世間は年末であわただしそうだが、ぼくたちは平常通りの仕事をやっている。
正月休みにしろ、3日から営業であるから、ただの2連休を取るにすぎない。
正月が明けたら、たっぷり休暇を取れるのかといえば、そうでもない。
別に他の日に定休日を設けているわけでもないので、いつものようにローテーションによる休みしか取れない。
これはお盆でも同じことだ。
つまり年中、同じ生活をやっているということである。

ぼくはこんな生活を22年間やってきたわけである。
もちろんこの間、転職した時を除いて、長期休暇など取ったことはない。
前の会社では数字の関係上休むことが出来ず、今の会社では人数の関係上休むことが出来ない。
病気にかかっても、他の人に迷惑がかかるから休むわけにはいかない。
今は週2日確実に休みを取っているので、「まあいいか」と思うことができるのだが、前の会社の時は月に3,4回しか休みが取れないことがざらだったので、かなりフラストレーションがたまっていた。
しかも、毎日朝8時から夜10時過ぎまで拘束され、週一度は7時出勤だった。
そんなに早く行って何をするかといえば、会議である。
そんなに遅くまで残って何をするかといえば、会議である。
何の会議かといえば、数字のツメである。
数字とは、売上数字のことである。
この数字さえよければ何のことはないのだが、数字が常時いい部門などはない。仮にあったとしたら、それは不正をやっている部門である。
会議といっても、数字の悪い部門の「報告」、それに対する「罵倒」の繰り返しばかりやっていた。
そんな疲れの溜まることを毎日やっていて、仕事の効率が上がるはずがない。

一度切れたことがあった。
夜の会議が終わったあとのこと、時間はすでに午後10時半を回っていた。
「やれやれ、やっと帰れるか」と思っていると、販促係の人間が店内放送で「今から販促会議をやります。各売場の販促委員の方はお集まり下さい」と言い出した。
上の者にいい顔したいがためのパフォーマンスであった。
その時はぼくも販促委員だったので、当然参加しなければならなかった。
「冗談じゃない」とぼくは食いついたが、「すぐ終わらせますから」と言うので、しぶしぶ参加した。
もちろん疲れていることもあったが、その当時ぼくはJRで通勤していたので、電車の時刻と、乗り継ぎのバスのことが気になっていた。
JRのほうは0時過ぎまであるが、バスのほうは最終が23時14分だったので22時50分のJRに乗らないと間に合わない。
これに間に合わないと、タクシーで帰らなければならないのだ。
「しかたない。今日はタクシーで帰るか」と思いながらの参加であった。
ところがこの会議、いつまでたっても終わりそうにない。
時間は刻々と過ぎていく。
いつの間にか、JRの最終の時間も迫っていた。
そこでぼくは、「この会議、いつになったら終わるんですか?」と尋ねた。
するとその販促係は、「あと30分ほどで終わりますから」と言った。
「話が違うやん。すぐ終わると言うけ参加したのに。JRの時間がないけ、もう帰る!」と怒鳴り、ぼくは会議室を出て、さっさと帰った。

前の会社がこんな具合だったので、たとえ人数が少なくても、今の会社で勤まるわけだ。
ただ、最初に言ったように、ここも「盆も正月もない」という意味では同じである。
販売業22年生、まだまだ日常生活は続く。
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2002年02月11日

変な客 その1

今日で長崎屋黒崎店が閉店になった。
ローカルニュースで今日の朝の開店風景を映していたが、知り合いが映っていたのを見た時、一つの時代が終わったような気がして、何か寂しかった。
長崎屋の跡地がその後どうなるのかは、誰も知らない。

さて、ここ数日変な客ばかりが来て困っている。
土曜日の午前中のことだ。
お客さん(中年以降の女性)に「すいません」と呼ばれ、行ってみると、白い石油ストーブを指差し「このストーブ下さい」と言った。
ぼくが「お持ち帰りですか?」と訊くと、「はい、車で来てますから」と言うので、ぼくは車までそのストーブを運んであげた。
それから2,30分のち、そのお客さんから電話がかかった。
少しムッとした口調で「さっき買ったストーブ、違うんですけど」と言う。
しんた「え?お客さんが指差したストーブを持って行ったんですけどねえ」
客「色が違うんです。あなた、その横のストーブをくれたでしょう?」
し「色が違う?確かにお客さんはそのストーブを指差しましたよ。白でした。その横のストーブは木目色ですよ」
客「私はそれが欲しかったのよ。持って帰ったのはカートリッジのキャップも違うし。私が選んだのは手の汚れないキャップがついてたのよ」
し「ちょっと待って下さい。木目の分は手が汚れるキャップのほうですよ。お客さんに渡した分は、手が汚れないキャップがついてたでしょ?」
客「このキャップじゃ手が汚れるほうよ!とにかく持って行きますから、換えて下さい」
そう言って、お客は電話を切った。

しばらくして、そのお客はストーブを抱えてやってきた。
客「これよ、これ。見てちょうだい!」
ぼくは箱を開け、ストーブを取り出し、カートリッジのキャップを開いて見せた。
し「これですよ。お客さんが選んだのは」
客「そんなことはないです!」
し「でも、このキャップは手が汚れませんよ」
客「でも色が違うじゃない」
し「この機種は最初から白しか置いてないんですけど。電話で言われてた木目はこの分ですよ」
と、ぼくは木目のほうのカートリッジを取り出し、キャップを見せた。
し「これだと手が汚れますよ」
客「おかしいわねえ」
し「別に換えてもかまいませんよ。このキャップでいいなら」
客「それは困る。私が選んだの、本当にそれでしたかねえ?」
し「はい、間違いありません」
「じゃあ、最初のでいいですね」と、ぼくは最初のストーブを持って帰らせた。
最後にお客は自分の非を認めたのか、「すいません」と言った。

その日の夕方、ぼくが食事を取っていると、店長が「しんちゃーん、電話が入っとるよ」と言ってきた。
電話に出てみると、月曜日にスト−ブのことで電話でクレームをつけてきたお客だった。

月曜日は「火のつきが悪い」という電話だった。
話を聞くと、どうも灯油が悪いようだったので、そのストーブを配達の人に頼んで店に持って帰ってもらい、芯の交換をして配達した。
芯の交換をしている途中に、そのお客から電話が入った。
ストーブを持って帰ってから、まだ20分くらいしか経過してなかった。
電話の向こうで「まだかー!いつまで待たせるんかー!」などと言って怒鳴っている。
多少酔っ払っていたようである。
ぼくが「まだかと言われましても、今持ってきたばかりじゃないですか」と
言うと、「お前はおれを殺す気か」と言う。
ぼくはムッとして、「早くお客さんのところに持って行きたいので、電話切りますよ」と言って電話を切った。
芯を換え、点火プラグの調整をし、配達の人に持って行ってもらった。
その時はそれで終わった。
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2002年03月27日

棚卸

今日は棚卸だった。
年に2度行われるのだが、その時期になるといつも苦痛を感じる。
販売業界に入って20年以上経つが、棚卸という作業はいまだに慣れない、嫌なものである。
「こんな嫌な棚卸なんかなくなればいいのに」と、いつも思うのだが、そうもいかない。
そこで「せめて、嫌な棚卸の中にも楽しみを見つけよう」と、いつも思うことにしている。

棚卸で真っ先に思い出すのは、長崎屋にいた時のことである。
その日は店を閉じての棚卸であった。
前日、ぼくたちはいつものように飲みに行っていた。
3軒ほどハシゴして、気がついたらもう午前5時を過ぎていた。
その時のメンバーの一人に、例の「海綿体パパ」=Kさんがいた。
ぼくが時計を見て気がつき、「あ、Kさんもう5時過ぎですよ。9時半からやけど大丈夫ですか?」と言うと、Kさんは例のごとく泥酔していて、「あ、しんちゃん、ぼくはねえ、フニャフニャフニャ・・・」とわけのわからんことを言っていた。
とにかく帰って寝ようということになり、そこでお開きになった。
タクシーで家に戻り、3時間ほど寝てから会社に出かけた。

朝礼が始まったが、まだKさんは来てない。
フロアー長が「Kさんどうしたの?」と聞いたので、ぼくは「昨日飲みに行ったんですけど、もしかしたら寝坊してるのかもしれません」と言った。
みんなはクスクスと笑った。
すると、突然フロアー長が「こんな大事な日に、飲みに行ったなどと言うな!不謹慎な」と怒り出した。
その怒りの最中にKさんはやって来た。
まだ眠っている。
フラフラしながら朝礼の列に加わり、ぼくの横に立った。
ぼくが小声で「Kさん大丈夫ですか」と聞くと、Kさんは口元だけに笑みを浮かべ、「お、しんちゃん。大丈夫、大丈夫」と言った。
しかし、大丈夫じゃない。
目を閉じている。
そして体が揺れている。
フロアー長は、苦虫を噛みつぶしたような顔でこちらを見ている。

フロアー長が棚卸の説明を始めた。
相変わらずKさんは目を閉じたままである。
時折倒れそうになる。
それを見てフロアー長が、「Kさん、起きてますか?」と言った。
Kさんが目を閉じたまま何も言わないので、ぼくがひじでつつくとKさんは目を開けた。
そして周りを見回し、「ん?・・・ああ、大丈夫です」と答えた。
それから、また目を閉じる。
フロアー長が「今までの説明、わかりましたか?」と訊くと、また目を開け「ん?・・・ああ、大丈夫です」と言う。
他の人はこのやり取りを見て笑っていたが、ぼくは笑おうに笑えなかった。

その後、棚卸が始まった。
Kさんは、まだフラフラしていた。
Kさんのパートナーは、「Kさん、ぼく一人でやりますから、寝とって下さい」と言っていた。
Kさんは例の調子で、また「ん?・・・。ああ、大丈夫」とやっている。
結局、そのままKさんは棚卸を続けた。

その期の棚卸は、かなりの違算を出してしまった。
結局、後日再棚卸ということになった。
しかしそれは他に原因があったからで、決してKさんのせいではなかった。

さて、今日のことである。
ぼくはいつものように、棚卸の中に楽しみを探していた。
売場をチェックしていると、ふと体重計を見つけた。
「そういえば、ここのところ体重を量ってなかったな」と思い、ちょっとこれに乗ってみることにした。
「何か日記のネタになるんじゃないか?」と期待して目盛りを見ると、たしかに日記ネタにできることになっていた。
昨年74キロだった体重が80キロを超えていた。
服を着ていたとはいえ、80キロを超えるのは生まれて初めてのことである。
「やったー、これはネタになる!」と思った。
が、喜ぶことではない。
元の体重に戻すには、大変な努力が必要である。
今日ぼくは、棚卸の中にひとつの苦しみを見つけた。
posted by 新谷雅老 at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | 編集

2002年04月03日

セクハラ

ある小売店での話である。
その店には、ぼくほどではないが、けっこう白髪の多い男の人(仮にYさんとしておく)がいるらしい。
先日、その店に本社の営業部長が来たときの話。
その営業部長は、天下りでその会社に入ったらしく、その業界のことについては素人に近い。
一方のYさんは生え抜きのベテラン社員である。
他の会社のことであるから、詳しいことは知らないが、営業部長とYさんは、以前から折り合いが悪かったという。

その日、営業部長がYさんをつかまえてこう言った。
「君、その白髪頭、何とかならないかね。そういう頭で店に立つとは、お客さんに対して失礼じゃないか。染めてきなさい」
Yさんは怒りに震えていたそうである。
周りに他の社員もいたらしく、その部長は、
「君たちはどう思うかね」
と訊いた。
そこに一人、ハゲた人がいたが、その人は、
「私は髪がないですから、よくわかりません」
と言って逃げたという。
もう一人、若い人がいたらしいが、その人は、
「別にいいんじゃないですか」
と言ったらしい。
その部長は釈然としない顔をしていたという。

今日ぼくは、この話をその会社の人から聞いた。
ぼくが白髪王だから、ぜひ聴いてもらいたかったに違いない。
その人もアンチ部長派である。
ぼくは一言言った。
「実に感動的な話やねえ」
しかし、はらわたが煮えくり返っていた。
こんなことがまかり通っていたら、白毛一族はどうなるんだ。
じゃあ、ハゲはいいのか!?
「お客さんがまぶしいからヅラをつけなさい」
とでも言うのであろうか?
一目でヅラとわかる人はどうなんだ!?
「お客さんに不自然な思いをさせるんじゃない!」
とでも言うのだろうか。

しかし、これははっきり言って、セクハラである。
訴えて、慰謝料を請求すればいいんだ。
証人もいることだし。
やってやれ、やってやれ。
しこたま慰謝料をふんだくって、会社から追放すればいいんだ。
白髪王のぼくが応援してやる。

うちの会社にも天下り連中が多いから、もしかしたらぼくのところに、そういうことを言ってくる人もいるかもしれない。
ぼくは、そういう理不尽なことを言ってくる奴とは、断固戦うことにしている。
前の会社でもそうしてきたし、そのために左遷の憂き目にもあっている。
もう、多少のことには、びくともしないようになっている。
『しろげしんた』の『しろげしんた』たる由縁を否定されると言うことは、ぼくの存在や全人格を否定されるに等しいことである。
もし、そういう奴がいるのなら、人を見て言うがいい。
白髪王に逆らうと、どういう目にあうか、充分に思い知らせてやる。
posted by 新谷雅老 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | 編集

2002年04月24日

明日は早出だ

明日は何年ぶりかの早出である。
新店オープンのため、応援に行かなければならない。
朝8時半に集合ということだから、遅くとも7時半に家を出ないと、間に合わない。
新店は、うちの店からあまり離れていない場所にある。
家からの直線距離では、若干近い。
ということは、普段なら20分ぐらいで着く距離なのだが、何せ時間が時間である。
一般の人の通勤時間と重なってしまう。
となると、これは地獄である。
こちらの渋滞は、生半可なものではない。
ノロノロでも前に進めばいいのだが、こちらの渋滞は進まない。
ひどい時には、20分かかって10mほどしか進まなかったこともあるのだ。
今は、道路状況も少しは改善されているから、そこまでの渋滞はないだろうが、それでも覚悟はしておかなければならない。

以前も、同じ時間に出勤しなければならないことがあった。
その時には倍の時間を見積もっていた。
つまり、集合時間の40分前に家を出たのである。
しかし甘かった。
着いたのは、集合時間から10分ほど過ぎた時間だった。
当然、「お前、もっと早く出て来い!」と文句を言われた。
ということで、今回は通常の3倍の時間を見積もって、1時間前に家を出ることを決めたのである。
新店のある場所も確認してきた。
どの道を通れば早く着くかも調べた。
おそらく明日は楽勝だろう。
しかし、それもこの日記が何時に書き終わるかにかかっている。

そういえば、前にいた会社に、ミエコという女の子がいた。
彼女はぼくの部下だったのだが、遅刻の多い子だった。
その遅刻の理由というのが面白かった。
普通、会社での遅刻というのは、「寝坊した」「電車が遅れた」「渋滞に巻き込まれた」という理由が圧倒的に多いだろう。
しかし、ミエコの場合は違っていた。
彼女は、「9時半に会社に着くためには、何時に家を出たらいいのか」という計算ができなかったのだ。
「ミエコ、お前、今日何時に家出たんか?」
「8時50分」
「お前の家からここまで1時間かかるのに、どうして40分前に家を出るんか」
「だって、何時に出ていいか、わからんやったんやもん」
「お前、9時半の1時間前っちゃ何時か?」
「9時半の1時間前やろ、うーん、8時半!」
「そう、8時半やろ。じゃあ、何でその時間に出らんとか」
「ああ、そうか。そうやって計算するんか」
である。
しかし、その翌日には、決まって突拍子もない時間に来たものだ。
一度、8時に来たことがある。
「お前、何時に家出たんか?」
「7時!」
「ばかか、お前は!前にも言うたやろ、8時半に家を出れば間に合うっち」
「ああ、そうやった」
しかし、その翌日には、また遅刻である。
このミエコとあのモリタ君のおかげで、ぼくはいつも神経をすり減らしていた。

さて、学生時代の半分以上を遅刻していたぼくはどうだったのか、というと、前の会社ではいたって真面目だった。
遅刻したのは2回だけであった。
一度目は、歩道橋の階段の手すりに頭をぶつけて、5針縫う怪我をした時だった。(11月3日の日記参照)
二度目は、ストーブの火を消し忘れ、途中でそのことに気づいて、引き返した時である。
会社には電話を入れておいたが、理由が理由だけに、何も咎められなかった。

あ、もう午前0時を過ぎている。
早く寝ないと遅刻してしまう。
ということで、新たに登場したキャラ「ミエコ」のことは、また追って書くことにします。
posted by 新谷雅老 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の話 | 編集


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