2022年02月07日

すったもんだ紀行(がらけろく1)

数年前にガラケーで、詩というか、何というか・・・

すったもんだ紀行

旅先ですったもんだありまして
ヤツと仲たがいをいたしまして
どうでもいい存在になりました。
この先どうなるか判りませんが
今のところはうんざりしてます。



自戒

自分を大きく見せようとすると
小さく見えてしまうものなんだ
重い人間と思わせようとすると
軽く見られてしまうものなんだ
つい調子に乗りそうになった時
この言葉で自分をいましめよう



釣り糸


心の釣り糸を垂らした者同士がすれ違うと
どういうわけか糸がもつれ合ってしまって
初めて会う人なのに憎んだりするものです



ココロの天気予報

午後からは渋滞温度が高めになるので
中高年の方はイライラが募るでしょう。
キモチがやすらぐ飲み物を飲むだとか
ココロが落着く音楽を聞くだとかして
渋滞には触れないように致しましょう。
とくに高血圧の方はご注意くださいね。
以上極楽放送ココロの天気予報でした。


・・・といったようなことを書いて、暇を潰しておりました。
posted by 新谷勝老 at 07:46 | がらけろく | 編集

2022年02月08日

ドクロ裁判(がらけろく2)

ドクロ裁判
世間があなたを善と認めたとします。
いい人ですよ。近所付合いもいいし。
この人が悪なんて絶対にありえない。
大勢の声があなたに味方しています。

しかしわたしはあなたを善としない。
なに故にそう言切れるのかというと、
わたしはあなたにとって絶対的存在、
それ故にあなたは善ではないのです。

あなたはいつも人の後に隠れている。
あなたは汚れる仕事をしたがらない。
基本的に働かない方向に歩いている。
そう言われると心が動いたでしょう。

強がっていても見えているんですよ、
わたしにはあなたの心の動き全てが。
では、あなたに判決を言い渡します。
心の終身刑です。一生悩んでなさい。
 この判決後、この世に送り込まれた私は、いつも悩んでいるのでございます。


お留守
おかあさんは猫のサークルに
おとうさんは狸の飲みごとに
夜はだーれもおりませんです
空しく灯がついてるだけです
 西岸良平さんの世界が好きです。『鎌倉ものがたり』をヒントに、ちょっと書いてみました。

性格悪い
このバイパスで洗礼を受けたことのない車が、
調子に乗ってドンドンぼくを追い抜いていく。
何も知らんバカ共め。みんな捕まってしまえ。
と、ぼくはスピードを気持ち上げてみるのだ。
 3号線バイパスの話ですが、いつも覆面パトがいるんです。ぼくは二度、スピード違反で切符を切られました。 

待ち望んだ歳は中々やって来ない。
たとえば二十歳の時がそうだった。
望まない歳はさっさとやって来る。
たとえば六十歳の時がそうだった。
 ということです。
posted by 新谷勝老 at 11:24 | がらけろく | 編集

2022年02月09日

三学期の妖怪(がらけろく3)

三学期の妖怪
三学期は早々と日が暮れる。
夕方になれば街は真っ暗で
ついたりきえたりの街灯と
つめたくさみしい風の音が
三学期の妖怪を連れてくる。
子供たちはすでに家に帰り
三学期の妖怪に怯えながら
真冬の宿題をこなしている。



二人はよろめいてるの
中学の頃に見た『おさな妻』というドラマの中に
「二人はよろめいてるの」というセリフがあった。
タイトルに反して健全な青春ドラマだったのだが
当時思春期の真っただ中にいたぼくはそのセリフ
「よろめく」という言葉に妙に艶かしさを感じて
そのセリフを聞くたびによろめいていたのだった。



今からでも遅くない
少しずつでも運動などをしていれば
ここまで酷くはならなかったろうが、
つい自分の中にある年齢イメージや
ツカレという言葉に流されてしまい
お気の毒なオナカになってしまった。
今からでも遅くないから心のクセを
今さらやっても遅いというものから
今からでも大丈夫だに変えて行こう。

posted by 新谷勝老 at 16:00 | がらけろく | 編集

2022年02月10日

吉兆(がらけろく4)


吉兆
数日前の朝、小鳥から頭に
糞を振掛けられてしまった。
糞害は左のまゆ毛まで達し
瞼に若干の温もりが走った。
朝からついてない日だ、と
今日の蠍座をうらんだのだ。

そのことを同僚に言ったら
ラッキーじゃないかと言う。
空から糞が降ってくるなど
めったにあることではない。
めったにないということは
実はめでたいことなんだよ。
しかもウンがついたんだろ。

ということで調べてみたら
小鳥の糞が降ってくるのは
神様がくれたプレゼントで
もちろん吉兆だということ。
その日良いことはなかった
が良い夢を見れたのだった。



弾ける
いい歳になったことだし、もうそろそろ
弾けていいんじゃないかと思っています。
何も怖れなかった中一頃の心を呼び戻し、
もう四十年以上も手枷足枷になっている
自分の描いてきた自己満足な大人を捨て、
思いきって弾けて行くことにいたします。

思い出のループもいい加減に断ち切ろう。
これが一番人生を邪魔しているのだから。

posted by 新谷勝老 at 10:47 | がらけろく | 編集

2022年02月12日

ひと手間(がらけろく5)

経済効果

何の生産性もないと思われている
立仕事に従事しているわけですが
じつは整骨院を儲けさせるという
経済効果をもたらしているのです


産業道路にて

前方にヘリウムガスを積んだ
タンクローリーが走っている。
それを見て思ったことがある。
もしもうしろの車が追突して
タンクの部分に穴が開いたら、
事故処理をする人たちは全員
例の変な声になるのだろうか。



真夜中の妖怪

ヒタヒタヒタと迫ってくる
真夜中の妖怪に怯えながら
ここでぼくは相も変わらず
こういう書き物をしている。

いったい何のためにぼくは
これを書いているんだろう?
いったいどこのどんな人が
これを読んでいるんだろう?
・・なんてことは一切考えず
ただただ、思いつくままに
・・ではなく誘われるままに
こんな書き物を続けている。
いったい何が、何者が
ぼくを誘っているんだろう。
ヒタヒタ、ヒタヒタ。ヒタ。



ひと手間

あとひと手間を加えてみたら
全てがうまくいくはずなのに
ひと手間を加えるのが面倒で
なかなかそれをやらないんだ

あの事だって、その事だって
みなあとひと手間だったんだ
きっとうまくいっていたんだ
ひと手間足りない結果が今だ
posted by 新谷勝老 at 09:45 | がらけろく | 編集

2022年02月13日

もったいない

力道山が編み出し、G馬場が受け継いだ
伝家の宝刀『空手チョップ』は
どんな名選手のどんな必殺技よりも
強かった。あれさえマスターしたら
どんな格闘技でも勝てるはずなのに
なぜか今は誰も手を出さない。
ああ、もったいない。

鉄腕アトムが生まれ、鉄人28号が生まれ
さらにウルトラマンまでやって来た
当時の日本は、軍事大国と言われていた
アメリカ合衆国よりもソビエト連邦よりも
確実に強かったはずだ。
二、三十年ほど開戦を遅らせていたら・・
ああ、もったいない。

目に見えないほど速く走る忍者がいた。
弾よりも速く走るエイトマンがいた。
009には加速スイッチがついていた。
そういう逸材がいたにもかかわらず
この国の短距離走は弱かった。
陸連はもっとテレビを見るべきだったんだ。
ああ、もったいない。
posted by 新谷勝老 at 07:00 | がらけろく | 編集

2022年02月16日

サル社会

気づいてみると世の中は
遺伝子どおりのサル社会
とやかく言っても現実は
サル知恵同士の騙し合い

うまれた時から何らかの
ボスになろうとサル芝居
友だちごっこで油断させ
奪い合いするサルカニ戦

勝者は敗者にぞんざいで
自由をうばうサルグツワ
敗者に居場所を与えずに
見せしめのためサル回し

敗者は屈辱晴らすんだと
涙をこらえてサル芸演ず
気づいてみると世の中は
遺伝子どおりのサル社会
posted by 新谷勝老 at 10:09 | がらけろく | 編集

2022年02月17日

バナナランド

ぼくは毎日、弁当と一緒に
バナナを持っていっている。
休日にスーパーに行っては
数本買い込み、その保存を
それほど日の射し込まない
北寄りの部屋でやっている。

さて、毎日バナナを弁当と
一緒に持っていっているが
週のうち何日かは忙しくて
昼食をとれないことがある。
そんな日は手をつけないで
そのまま家に持帰っている。

食べなかったバナナは再び
日の射し込まない北寄りの
部屋に持込んで保存しては
翌日それをまた持っていく。
だが、翌日も食べられない
ということがしょっ中ある。

弁当と部屋の往復のたびに
段々バナナは黒ずんでいく。
仕方なく捨てようとすると
バナナジュースにするから
そのままそこに置いといて
とうちの嫁さんが言うので
黒ずんだバナナはそのまま
そこに置かれることになる。

嫁さんはそう言ったものの
バナナジュースをなかなか
作ろうとしない。おかげで
日の射し込まない部屋には
放置したままの黒バナナと
新しく買った黄色バナナが
蒸れたにおいを放っていて、
今ぼくの家はちょっとした
バナナランドと化している。
posted by 新谷勝老 at 17:59 | がらけろく | 編集

2022年02月18日

サクランボとキス

サクランボの茎を口で結べる人は
キスがうまいんだと友人から聞き、
喫茶店に行っては、好きでもない
クリームソーダを何杯もお代りし
必死に練習をしていたことがある。

そのせいで舌や顎などを痛めたり、
色んな苦労をしたのだが、何とか
結べるようになった。ただそれで、
キスがうまくなったのかどうかは
言われたことがないから判らない。

ところで口で結ぶ時、舌と同時に
歯を使ってもよかったんだろうか。
キスがうまいと言われない理由は
もしかしたら歯を駆使して懸命に
結んでいたからかもしれないなあ。
posted by 新谷勝老 at 07:54 | がらけろく | 編集

2022年02月19日

グリーンピース嫌い

豆が嫌いだから豆は食べない。
特にグリーンピースがダメで
ピースご飯のにおいだけでも
吐き気を催してしまうほどだ。
そういう料理はたのまないか
豆は入れないでと言っておく。

ところがそう言っておいても
グリーンピースを乗せてくる
へそ曲がりな野郎がいるんだ。
箸をつけまいかと思ったけど
腹が減って仕方なかったので
豆だけよけて食べたのだった。

食事の後に豆を数えてみると
何と十三個もあるじゃないか。
こんなに多く乗っていたのか。
ああ、気分が悪くなってきた。
もしも間違って食べていたら
きっと吐いていたことだろう。

皿を下げに来たウエイトレス、
それを見て怪訝な顔を浮べる。
これくらい食べられるでしょ、
きっとそう思っているはずだ。
これくらい食べられないから
最初に言ったんだよお姉さん。
posted by 新谷勝老 at 06:31 | がらけろく | 編集

2022年02月20日

星ヅメ

何気なく指の爪を見ていたら
何と右左の両方の手の薬指に
白い星が出ているではないか。
幼い頃これを星ヅメと呼んで
幸運が訪れると喜んだものだ。

そこで、どんな幸運がぼくに
訪れるというのだろうか、と
調べてみたら何と「恋愛運が
上昇しますよ」と書いてある。
恋愛、一体誰とするのだろう。

もし恋愛運がよくなるのなら
既婚者のぼくにとってそれは
幸運などではない。もちろん
気持ちは幸せになるだろうが
現実は地獄になるではないか。

ちなみにこれが小指に出ると
金銭運がよくなるのだそうだ。
今のぼくにとっては恋愛より
そちらのほうが幸運なんだが。
薬指と入れ替えてくれんかな。
posted by 新谷勝老 at 08:00 | がらけろく | 編集

2022年02月21日

オリンピック

色々な競技を見ていると、つい
思い入れが強くなってしまって
失敗しないか、こけやしないか
余計な心配で心が疲れてしまう。

だからぼくは少し距離を置いて、
あの競技やこの競技の経過だけ
結果だけを見ることにしている。
そうすれば勝てば喜べばいいし、
負けても悔しさはその時だけだ。
そうやって四年に一度の、いや
二年に一度の競技を見ています。

だけどそれも最初のうちだけで
日を追っていくうちにだんだん
あのハラハラ感に参加しないと
気持ちが落着かなくなってきて
気がついてみればいつのまにか
いっぱしの解説者になっている。
posted by 新谷勝老 at 21:00 | がらけろく | 編集

2022年02月23日

実験

1,
過去の自分にそこはこうしろ
という念を集中して送ったら
もしかしたら現状が変るかも、
という実験をしているのだが
さて少しは変ったのだろうか
やたら我が強くなった自分が
ここに出来上っているのだが

2,
過去のあの人に自分の存在を
植付ける念を必死に送ったら
ある日ある朝目が覚めた時に
彼女が隣りに眠っているかも、
という実験をしているのだが
いまのところ何の変化もない
posted by 新谷勝老 at 19:49 | がらけろく | 編集

2022年02月25日

気づき

人より早くそのことを気づいた人が
いまだそのことを気づいてない人に
そのことを気づかせてやるのが友人で
そのことで一生感謝される

人より早くそのことを気づいた人が
いまだそのことを気づいてない人に
そのことをひけらかすのがエリートで
そのことで陰口をたたかれる

人より早くそのことを気づいた人が
いまだそのことを気づいてない人に
そのことを生半可に教えるのが教育で
そのことで信用を失っていく

人より早くそのことを気づいた人が
いまだそのことを気づいてない人に
そのことを売って儲けるのが宗教で
そのことで警察に検挙される

人より早くそのことを気づいていても
いまだそのことを気づいてなくても
そのことを気にしないのが今風な人で
そのために何の進歩もない
posted by 新谷勝老 at 10:13 | がらけろく | 編集

2022年02月26日

坊主頭

中学二年の三学期に、ぼくは一度だけ
坊主頭にしたことがある。その中学は、
条件はあったものの長髪自由だったし、
丸刈りが原則の野球部でもなかったし、
悪いことをしたわけでもなかったから、
別に坊主にすることはなかったのだが、
なぜか坊主にしたくなって頭を丸めた。

まわりの評判はいいものではなかった。
知合いに会うたび笑われたものだった。
額が狭くて、そのすぐ上に旋毛のある
ぼくの頭は元々坊主が似合わないのだ。
さらに初めての坊主なので寒かったし。
坊主頭は一度限りで終わってしまった。
笑われると嫌なので写真も撮ってない。
posted by 新谷勝老 at 09:12 | がらけろく | 編集


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