2003年08月13日

日記8月12日 後編

さすがに市街地である。
北九州を出てからは、車は多かったものの、渋滞に巻き込まれることはなかった。
ところがここは大渋滞である。
なかなか車が進まない。
ようやく中津方面に行く道に出た時、またもや考えが変った。
せっかくここまで来たのだから、天瀬町と玖珠町の境にある慈恩の滝でも見て帰ろうと思ったのである。

天瀬町方面に行くには、この中津方面に向かう道を逆に行けばいい。
ということで、ぼくは中津とは逆の方向に向かった。
市街地を出ると、国道210号線と合流する。
そこを大分方面に向かうのだ。
この道の途中には、何年か前に門司から移転したサッポロビール九州工場がある。
その先を右に折れると、ぼくの好きな黒川温泉や阿蘇に向かう。
が、今回は時間の関係で行くことが出来ない。

さらに道を進むと、有名な高塚地蔵があり、その先には天ヶ瀬温泉がある。
慈恩の滝はその先である。

午後5時前、右手から「ド、ド、ド、ド…」という音がした。
慈恩の滝である。
ここは国道から見える滝で、夜になるとライトアップしてくれる。
一度夜に見たことがあるのだが、グリーンのライトで照らし出される滝は、実に幻想的だった。
今回はまだ日が高かったのでライトアップはなかったのだが、明るい時間に見る慈恩の滝もいいものである。
いつもは素通りしているので、今日はゆっくり見たかった。
幸い滝の前には喫茶店がある。
そこでぼくは、コーヒーを飲みながら滝を見ることにした。

それにしてもすごい水量だった。
店の人は、昨日大雨が降ったので、水量が増えているのだと言っていた。
その状態を言葉にするとなると難しい。
「ダム決壊で氾濫する川を、垂直に置いたような状態」と言ったらおわかりいただけるだろうか。
とにかく大迫力である。
音は喫茶店の中にまで轟いている。

コーヒーを飲んでから、ぼくは滝壺のほうに歩いていった。
滝壺に落ちる水の大軍は飛沫を上げている。
その飛沫が煙と化し、辺り一面が霞んだように見えている。
そこに身を置くと、ひんやりとした気に包まれる。
これぞ天然のマイナスイオンである。
ぼくはしばらくの間、そこに立ち尽くしていた。
なぜか体の節々の痛みが取れたように感じたからだ。

気がつくと、まもなく6時である。
プレイボールの時間には、まだ大分県にいたわけだから、当然テレビの野球中継には間に合わない。
家に着いたのが9時だった。
今日のダイエーVSロッテは9時前に終わったので、ぼくは結局、試合のすべてをラジオで聴いたことになる。
posted by 新谷勝老 at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | 編集
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