日本盤のアルバム・タイトルは、「美しすぎる遺作」だった。文字通りこのアルバムはジム・クロウチの遺作になったわけで、73年に彼はこのアルバムをレコーディングしてから一週間後に飛行機事故で亡くなっている。

 ぼくがこのアルバム、というかこの人の音楽を聴いたのは、その翌年74年が初めてだった。FM福岡でこの人の特集をやっていたのだ。
 まず声が当時好きだったジョン・デンバーに何となく似ていて、親しみを感じた。聴いていくうちにだんだんのめり込む。そしてその中の一曲『歌にたくして』を聞いて俄然気に入り、レコード屋に走ったのだった。。
 このアルバムの他に、彼のレコードは2枚ほど出ていたのだが、そのレコード屋さんには置いてなくて聴くことが出来ない。当時は今みたいにネットで手軽に聴くことも出来ない。結局この人の音楽は購入したこのアルバム一枚を聴くだけに留まっていた。

 あれから46年が経つ。Amazon Musicで彼の名前を見つけ、彼の音楽を聴きたくなったのだ。いちおうそこの会員になっているので、購入せずにストリーミングで聴くことが出来る。
 さっそく聴いてみると、このアルバムはもちろんのこと、その他のアルバムも良く、すごくリラックスできる。

 ということで、今日は彼の歌声をお供に、聴き歩きいたしました。