2022年06月30日

助言

「ぼくはウツなんですよ」と、自慢げに言う男がいる。病院からもらった薬を飲んで治療しているらしい。
 おそらく精神安定剤の類だろうが、かつて薬に頼りすぎて、精神が不安定になった女性をぼくは知っている。
 突然家の中で花火をしようとしたり、突然警察に電話をかけて「今から死ぬ」と自殺予告をしたり、とにかく薬を飲むとわけがわからなるのだ。
 生活の歪みが積もり積もってかかってしまった心の病だ。歪みを元に戻すことをせず、安易に薬なんかで治そうとするからそうなるのだ。

「わけのわからない薬なんか頼らずに、例えば般若心経や延命十句観音経といった短いお経を、ひたすら唱えたほうがはるかに効果がある」と、ぼくは彼に助言した。ぼく自身そうすることで、救われたことがあるからだ。
 それで集中力が養えたらしめたもので、心がウロウロしなくなる。心がウロウロしなくなれば、ふさぐこともなくなるはずだ。
 とにかく薬に頼るのだけは、やめたほうがいい。
posted by 新谷勝老 at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 編集


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