2022年06月01日

一日の疲れ

 眠っている間は完全に忘れているのに、目が覚めて、布団の上で今日の予定などを考えていると、なぜか昨日あった嫌なことが蘇ってしまう。
 嫌なことなんだから見過ごしてしまえばいいのに、思考の回路は必ずその部分にも光を当てる。まあ、それはそれで呆けてない証なのだから良しとしよう。要はそこにとどまらずに次の項目に進めばいいのだ。

 ところが思考回路はその部分ばかり照らしている。仕方がないのでつきあっていると、それが元で、もっと過去にあった嫌なことまでが蘇ってしまい、嫌なこと、嫌なことが心の中を覆ってしまう。
 そういう心の状態を払拭しようとすると、くだらない心の葛藤が始まってしまい、さらに嫌なことが巨大化してしまう。一日の疲れはそこから始まっているのだ。
posted by 新谷勝老 at 17:49 | 日記 | 編集

もう一つの家族

ぼくら家族が住むこの家には
もう一つの家族が住んでいる。
彼らは老若や男女の区別なく
酷く好戦的で無慈悲で野蛮で
ぼくらの姿を見つけるや否や
きゃーきゃーと奇声を上げて
はきもの片手に襲ってきたり
猛毒の霧をふりかけてきたり
時に凍死させようと試みたり
こちらの息の根を止めるまで
その手をゆるめず攻めてくる。

例えその場で取り逃がしても
通り道に罠を仕掛けてみたり
毒煙を撒いて住めなくしたり
手を替え品を替え攻めてくる。
世間に迷惑がかからぬように
人目を避けながら生きている
大人しいぼくらを滅ぼそうと
しつこくしつこく攻めてくる。
ぼくら家族が住むこの家には
酷く好戦的で無慈悲で野蛮な
もう一つの家族が住んでいる。
posted by 新谷勝老 at 06:44 | ぶるうす | 編集


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