吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2020年07月

 ようやく梅雨が明けた。気象庁は例のごとく「梅雨が明けたとみられます」と断定を避けていたが、梅雨明けは梅雨明けだ。誰もが待ちに待っていた時なんだから、言葉を濁さないでほしいものだ。
 
 さて、毎年梅雨明けした時につい口ずさむのが、「ぼくの夏」という下記の詩だ。

  大きく開いた空の下を
  夏、きみと二人で歩いて行く
  静かな風は汗をぬぐって
  蝉の輝きは時を止める

 現在のJR八幡駅付近を描いたものだ。この界隈はぼくのイメージでは静かな場所で、人の往来もわりと少ない。そんな静かな街を、好きだった季節夏に好きだった人と歩くのが、あの頃(20代前半)のぼくの夢だった。この詩に続くのが、

  遠くで子供たちが野球をやっている
  カビの生えた思い出が日にさらされ
  今にも飛び出しそうなぼくの幼さを
  きみは笑って見つめている

 当時、駅から少し離れた場所ににグラウンドがあって、そこで子供たちが野球をやっていた。静かな街なので、時折その声が聞こえてきたのです。現在その場所には大学のキャンパスが出来ていて、子供たちの遊び場はない。周りは商業地だし、ヤツら、いったいどこで遊んでいるのだろう。

  幼い頃の想い出が
  ぼくの夏を駆け巡る
  一足早いぼくの夏を
  きみは笑って見つめている

 この間、晩飯を外に食べに行った。隣の席の人がカレーをつまみにビールを飲んでいて、
「やっぱりカレーとビールの組み合わせは最高やね」などと言っている。
 それを聞いてぼくは『そんなことはない』と思っていた。

 実はぼくは、ビールとカレーの組み合わせがだめなのだ。ただでさえ苦いビールが更に苦くなるからだ。そのことを知人に言うと、
「その苦味がいいんじゃないか」とのたまう。

 きっとぼくにはビールが合わないのだろう。喉が渇いている時の一杯、いや一口だけで十分なのだ。だから350mlの缶でも残してしまう。口の中で交わるビールといろんな料理との味の調和もわからない。ただただ苦いだけだ。

 話をカレーに戻すと、ぼくにとってカレーの最高の組み合わせは芋焼酎だ。芋はカレーの具になるものだから、組み合わせが悪いわけがない。その芋焼酎をロックで飲むのだが、氷の溶け始めのまろやかな甘みが包む具沢山のカレーは、最高の一品となる。

 昨日は休みだった。天気予報は雨だったし、特にやることもなかったので、嫁さんの送り迎え以外は外に出ない、と前の晩から決めていた。ここ数日、長時間の立ち仕事や座り仕事の連続で腰を痛めていたのだが、今日の休みを利用して、腰を休ませようと思ったのだ。

 ところが翌日が休みだと思うと、ついつい夜更かししてしまう。二時間ほど仮眠はしたものの、結局朝7時頃まで起きていた。何をやっていたかというと、またしてもブログのやり直しだ。デザインやその他諸々が気にいらないのだ。、ぼくはまったくの素人なので、HTMLやらCSSやらいちいち調べながらの作業となる。しかも妥協はしたくない性格なので時間を要してしまうわけだ。

 さて朝7時まで頑張ったものの睡魔には勝てなくて、イスに座ったまま寝てしまった。まったく腰の保養になってない。
 嫁さんに起こされたのは午前9時。それから顔を洗い、朝食をとり、午前10時に嫁さんを送っていく。
 帰りにコストコに寄り、ガソリンを入れた。ちなみに今日もレギュラーは1リットル111円(税込)だった。こういう安いスタンドが近く(家から5分)にあるのは嬉しい。

 家に帰ったのは午前11時。居眠りをしながら、ブログの続きをやる。終わったのは12時前で、それからようやく横になる。
 午後1時過ぎ、目が覚める。外では大雨が降っている。午前中はほとんど降ってなかったが、これは本降りだ。「おお、街が白くなっていく」と思いながら、また寝る。
 結局この状態が夕方5時まで続いた。寝相が悪かったのか、さらに腰が痛くなっている。

1,豪雨
 いやいやこの二、三日の雨は半端じゃない。一歩外に出るとびしょ濡れになる。運転中は前が見づらい。車線がわからん。道路は冠水している。水たまりに入るたびに、「ド、ド、ド、ド、ド」という音と共に減速する。比較的雨の少ない北九州地区でこの状態だから、毎回雨の被害に遭っている筑後地区は大変だろう。

2,雨の切れ間
 さて、今回の大雨で面白い体験をした。家からバイパス入口まで約2キロだが、そこまでは前記のように、大変な土砂降りだった。ところがだ、バイパスはほとんど雨が降ってないのだ。道路もさほど濡れてない、いや乾いている途中に見えた。おそらくバイパスの入口が雨の切れ間だったのだろう。
 よく『夏の雨は馬の背を分ける』と言われているが、それを体験するのは生まれて初めてだった。

3,梅雨の終わり
 一昨日からずっと雷が鳴っている。もう梅雨も終わりなのかな。以前書いたことがあるのだが、昔読んだ『観天望気』という本に、梅雨の明ける時は東風が吹くと書いていた。おそらく今日明日がその日だと思う。近くの工場の煙突を見て確かめよう。

4,下駄の音
 仕事から帰って、嫁さんとコンビニに行く。傘をさし100メートルくらいの距離を歩く。うちの前の道路は冠水してないんだけど、それでも足が濡れる。
「昔は梅雨時の雨の日といえば下駄だったな。雨、傘、下駄の音、蚊取り線香が梅雨時の定番だった」
「ふーん」
「ふーんって、お前もあまり年が変わらんやないか」
「でも今は下駄は近所迷惑になるからね」
 面白くない時代になったもんだ。『カラーン、コロン』が懐かしい。

大男の夢
 背丈が5メートルほどある大男たちが工場のひな壇に座って記念写真を撮っていた。それを眺めていたのだが、彼らはこちらに気がついて追いかけてきた。皆、口々に「獲物がいたぞ」「今日の昼飯はあの小人だ」と言っている。ぼくは慌てて逃げるのだが、出口が見つからない。


裸の夢
 真っ裸で飲み屋街にいた。「人目につくとまずい」「せめて下着だけは着けておかないと」「この葉っぱ使えないかな」などと思いながら、公園の草陰に隠れている。ところがそこにどんどん人が集まってくるのだ。時おり車のライトがこちらを照らして行く。
「どうしよう?」


アフリカ象の夢
 家から数キロ離れた峠道に、突然アフリカ象が大量発生。わが家に向かって爆走しているとの情報を得る。『どうにかしないとやられてしまう』と一人焦っている。ところがぼく以外の人はのんびりしているのだ。「家も命も吹き飛ばされるぞ!」とぼくは大声で叫んでいる。


ブレーキ
 運転をしていたのだが、その車のブレーキはえらく遠くにあって、仰向け状態にならないと届かない。そうすると顔は上を向いてしまうから前が見えなくなってしまう。「何事もありませんように」と祈りながら、交通量の多い道を運転しているのだ。

 あの音が気に障っているのかな。ウグイスが公園中に響いている「ジージー」や「ワシワシ」を掻き消そうと、大きな声で鳴いている。何度も何度も鳴いている。それは早朝から始まって、7時を回った今もやっている。よく声がかれないもんだ。

 しかしねえ、ウグイス君。「ジージー」や「ワシワシ」は、実はじいさんやばあさんの声なんだ。彼らはもうすぐ命が尽きるんだよ。雌を奪い合っているあんたらとは事情が違う。そう彼らは必死なんだ。まだまだ生きるあんたらには、きっと最後の真剣なんてわからないだろうね。

ある風の強い日の夜中、
寝苦しくなって目が覚めた。
それからなかなか寝付かれなくて、
しばらくすると胸騒ぎまでしてきた。
その時だった。
『ピーン、ポーン』
間延びした呼び鈴の音がした。
いつもと違ってもの悲しい音だ。
聞き違いかなと思っていると、またしても、
『ピーン、ポーン』

その音に嫁さんも目を覚ました。
「誰?こんな時間に」
「おれちょっと見てくる」
玄関まで行き、覗き穴から外を見た。
誰もいない。
静かに扉を開けてみた。
やはり、誰もいない。
「誰もおらんぞ」
「えっ?じゃあ、何で鳴るの?」
「知らん。こちらが聞きたい」
「幽霊とか?」
「まさか・・」

もしかしたら、実家の母に何かあったかも。
と、朝一番に電話した。が、元気そうだ。
念のために聞いてみた。
「夜中ここに来てないよねえ?」
「何で夜中に行かなならんとね」
「うちに行く夢とかも見てないよね?」
「見てない」
母ではなさそうだ。
では何だったんだろう。
やはり幽霊なんだろうか。

後日わかったのだが、強い風にあおられた時に
インターホンが反応することがあるのだそうだ。
幽霊とかじゃなくてよかった、という話だが、
それを知って以来、風の強い夜中には
決まって鳴るようになった。
『ピーン、ポーン』

S太: 中学の頃、猫のウンチを握ったことがあってね。
M子: うわ。
S太: これが臭いんよ。
M子: 確かに。まだ牛糞の方がマシかも。

S太: 当時うちの風呂はまだ石炭釜でね。
M子: どこもそうだったよね。
S太: ウンチはその釜にくべる石炭の中に混じっていた。
M子: へえ。
S太: 石炭をくべようとしてつかんだら、
S太: これが柔かい。
S太: 『えっ?』と思って見てみると、黒いけど石炭じゃないんよね。
S太: で、におってみるとえらく臭いやん。

S太: その頃、家の近くに野良猫が住みついててね
S太: しょっ中うちの風呂場横にあった石炭置き場に来てたんよ。
M子: なるほど。それでそのウンチはどうしたの?
S太: 捨てる所もないし、仕方なく火の中に放り込んだ。
M子: やけくそだね(笑)

S太: 困ったのはその後でね、手に付いた臭いが取れんのよ。
M子: 猫のは特に臭いからね。
S太: その臭いを取るために、
M子: どうしたの?
S太: 漂白剤で洗ったんよ。
M子: それで取れたの?
S太: いや、それでも臭いが残ってた。それも数日。飯が食えんかったよ。
M子: いやだぁ。

 今年3月、その前の月に公開していた映画『架空OL日記』に行こうと思っていた。しかし3月初旬といえば、ちょうど政府が「三密を避けろ」と言い出した頃で、さすがに躊躇して行けなかった。
 実はその3月、新型コロナウイルスの感染者数は、今よりもずっと少なかったのだ。あの時期、映画館は開いていたのだし行っときゃよかった。

 今日は映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』の公開日。休みであれば朝一番に行くのだが、あいにく今日は仕事。ということで一番近い休みの日に行こうと思っていた。
 ところが昨日、福岡県の新型コロナウイルスの感染者数が過去最高になっていた。これからもどんどん増えそうな気配だ。またもや躊躇。いったいいつになったら、何も気にせずに映画に行けるのだろう。

 今日も朝からお腹が緩い。エアコンを入れたままで寝ていたから、きっとその影響なんだろうな。やっぱり夜中に体を冷やしたらいかんということだ。このままだと正露丸がなくなってしまう。

 十数年前、それまでのウェブ日記からブログに変えた頃の話だが、最初に使ったブログがあまりに重かったので、他のサーバーに引っ越そうとした。まだエクスポートとかインポートとかが出来なかった時代だったから、いちいち記事をコピペしなければならなくて大変だった。

 ところがだ。やっと終了したと思ったら、そちらのブログの方がさらに重いのがわかった。それでまた新しいブログを探すことになったのだが、なかなかこれというところが見つからない。結局最初に使っていたブログが、機能的に一番いいことがわかり、重いなりに使い続けていくことにした。そのうちサクサクいくようになり、当時のブログを最後まで続けたのだった。

 しかしあの頃はぼくのブログも賑わっていた。毎日千人とか二千人とかが訪れてくれていた。時には「今日の日記はまだですか?」などと書き込んで来る方もいた。それが重圧になり、 引越しを考えたり、『やめようかな』と思うこともあった。それに比べると今は客数もずっと少なく、重圧がないので楽である。

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