吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2018年11月

ここまでの人生を振り返ってみると、
74年と86年と98年が特に良い。
気力が充実して運の巡りも良かった。
実はこれらの年は全て寅年なんです。
陰陽五行では寅は木の性なんだとか。
占命術ではぼくの用神は木だという。
やはり何らかの影響があるのだろう。
そういえば嫁さんは寅年生まれだし、
昔好きだった人は寅日生まれだった。

教室の中のきみしか知らない
どんな家庭で育ってきたのか
どういう幼少時代だったのか
どういう家に住んでいるのか
どういう食べ物が好みなのか

教室の中のきみしか知らない
どういう服を好んで着るのか
どんな友達と遊んでいるのか
どういう会話をしているのか
どういう時に笑っているのか

教室の中のきみしか知らない
どんな趣味を持っているのか
どんな本に感銘を受けるのか
どんな音楽を聴いているのか
どんな映画に涙しているのか

教室の中のきみしか知らない
どういう夢を持っているのか
どういう人に憧れを持つのか
どんな人生が理想であるのか
どんな未来が待っているのか

教室の中のきみしか知らない
教室の中のきみしか知らない

線路沿いの小道で昨日の子供達が
手を振りながら汽車を追っていく。
運転手のおじさんはそれに答えて
汽笛を鳴らし煙を噴かしてくれる。
田んぼと電柱の他に何もなかった
田舎町の小さな思い出であります。

今日の風は何一つ不備がなく
列を乱さずに吹いております。
感情を荒立てない程の風速と
気分を害さない程の温もりで
今日の情緒を与えております。
いつも不備だらけの風なので
今日はみな安心しております。

そこに行ったら駄目だよと
あれほど言っておいたのに
君は言うことを聞かないで
突っ走てしまうもんだから
顔まで浸かってしまうんだ。
その瞬間己の名前も性別も
地位も思想も歴史も希望も
生きていることも何もかも
真っ白になったことだろう。
もはや手の打ちようがない。
ドツボという稀有な名前を
一生背負って生きて下さい。

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