吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2015年12月

ネコロンロン、ネコロンロン
ねこ、ロンロンと歩いて行く
暑い夏も寒い冬も変わらずに
ねこ、ロンロンと歩いて行く

ネコロンロン、ネコロンロン
ねこ、ロンロンと走って行く
朝には公園を、夜には公道を
ねこ、ロンロンと走って行く

ネコロンロン、ネコロンロン
ねこ、ロンロンと眠っている
自転車の上に、自動車の下に
ねこ、ロンロンと眠っている

ネコロンロン、ネコロンロン
ねこ、ロンロンと生きている
人に媚びずに、人を媚びさせ
ねこ、ロンロンと生きている

1,犬係係長
「おいおい下界じゃまた猫が
車に轢かれているじゃないか。
一体何千匹、何万匹殺したら
気が済むんだよ。ただでさえ
霊界は定数を超えているのに。
猫係はちゃんと霊界と下界の
バランスを取ってくださいよ。
このままだと我々の住家まで
なくなってしまうじゃないか」

2,猫係係長
「三味線需要が減っている分
何十年も死亡率は変ってない、
という統計が出ているんです。
ところで犬係さんよ。なんで
あんたらは生殺与奪の権利を
下等な人間どもに与えたんだ。
目先しか見ない奴らのせいで
犬の寿命は遙かに延びている。
こちらの方が問題だと思うぞ」

3,生物課課長
「とはいっても全ての問題が
人間達にあるのは間違いない。
奴らは何で自分達が地球上の
盟主などではなくて、一番の
下等生物だと気づかないんだ。
放っておくと自制の効かない
人間達のことだ。また勝手に
大量の人減らしをやるだろう。
人間班は、そうならないよう
早急に奴らがあらゆる生物の
下位にあることを気づかせろ」

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