吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2015年01月

ぼくたちは歴史に名を残す可能性を持っている。
ぼくたちは英雄になる可能性を持っている。
ぼくたちは為政者になる可能性を持っている。
ぼくたちは創業者になる可能性を持っている。
ぼくたちは資産家になる可能性を持っている。
東大、京大に合格する可能性だって持っている。

ぼくたちはスーパースターになる可能性を持っている。
ぼくたちは偉大な芸術家になる可能性を持っている。
ぼくたちはオリンピックに出る可能性も持っている。
ぼくたちは宝くじに当たる可能性を持っている。
ぼくたちは万馬券を当てる可能性を持っている。
そういう運命を操る可能性を持っている。

ぼくたちは若さを取り戻す可能性を持っている。
あの頃の肉体を復活させる可能性を持っている。
初恋の人と愛を語り合う可能性を持っている。
輝いていた時代に戻る可能性を持っている。
その時間から人生をやり直す可能性だって持っている。
今と過去を往き来する可能性を持っている。

コロコロ虫が風に乗って
さまよっております。
コロコロコロコロと
冬のうたを奏でております。
ぼくらはそれを聞いて
何も出来ずにおります。
「命に関わる寒さだから
ここから動いてはならない」
本能がそう申しております。
だからぼくたちはここから
動かないでいるのです。
だけどだけど果たして本当に
そうなのでありましょうか。
もしかしたらちょっと動くことで
コロコロ虫から逃れることが
出来るかもしれません。
コロコロコロコロ寒さから
逃れられるかもしれません。
コロコロ虫が風に乗って
さまよっております。
コロコロコロコロと
冬のうたを奏でております。

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