吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2013年09月

一日はいた靴下を嗅いでみると
柔軟剤のいいにおいの中に
かすかなタンパク臭がする。
特に気になるほどではないが
確実に過去の野性味を帯びた
強烈なタンパク臭に繋がる。

ところでぼくの本性はこの臭いに
懐かしさを感じているのだろうか。
それとも臭いゆえの失敗の記憶に
苦さを感じているのだろうか。
案外素直に臭いを受け止めるだけで
何も感じてないのかもしれないな。

あんな日々がありまして
そんな日々を過ぎまして
こんな日々になりました

あんな雲がありまして
そんな風が吹きまして
こんな天気になりました

あんな人に会いまして
そんな人に触れまして
こんな人になりました

あんなことがありまして
そんなことがありまして
こんなことになりました

ああ、これはこれは
あなたはあなたでしたよね。
まあ、立派な立派な
おばちゃんになっちゃって。

いや、若い頃が嘘のようです。
ぼくたち男子を魅了した
そのつぶらな瞳の横には
幾筋もの小じわが出来ちゃって。

うっ、やっぱりそうなるのか。
ぼくたち男子のくちびるを誘った
その愛くるしいほっぺには
ほうれい線が目立っちゃって。

ええ、時間という偉大な力を
あなたの中に感じます。
老いという避けられない宿命も
あなたの中に感じます。

おお、これはこれは
あなたはあなたでしたよね。
まあ、立派な立派な
おばちゃんになっちゃって。

九時に家を出るということは
顔を洗わなきゃならぬゆえに
歯も磨かなきゃならぬゆえに
ヒゲも剃らなきゃならぬゆえに
朝食も摂らなきゃならぬゆえに
朝のあまちゃんも見なきゃならぬゆえに
朝刊だって読まなきゃならぬゆえに
長いトイレもしなきゃならぬゆえに
と、諸々準備もありますゆえに
七時に起きなきゃならぬということだ。

昨日吹く風をどうしましょう
いつまでクヨクヨくよくよと
考えていても無駄なので
笑い飛ばしていきましょう

今日吹く風をどうしましょう
そうだなひとつまたひとつ
この身ひとつでいちいちと
軽く受けとめていきましょう

明日吹く風をどうしましょう
それはそれ明日のことなので
明日のこととしてまた明日
考えることにいたしましょう

二百年前は江戸時代
もしかしたらこのへんは
海岸だったのかも知れないな
だって二百年経った今だって
潮のにおいが漂っている

百年前は大正時代
思っていたより文明は
進んでいたのかもしれないな
だって百年経った世の中は
独創性にあふれている

五十年前は昭和時代
思っていたより環境は
悪くなかったのかもしれないな
だって公害騒ぎのあの頃だって
星はちゃんと見えていた

十年前は平成時代
高い高いと思っていたガソリンは
高くなかったのかもしれないな
このまま行くとガソリン代は
当時の倍になるだろう

午前2時23分
のどが渇いたので、
水を飲もうと思っていただけで
別に深い意味はなかったんですよ。

午前3時15分
ちょっと気になることがありましてね
水を飲んでから調べ物をしていたんです。
いや、もう寝ますけどね。

午前4時6分
あれからすぐに布団に潜ったんですよ。
ところがオリンピックの開催地が
これから決まるというじゃないですか。
それでテレビをつけたんです。

午前5時30分
東京に決まりましたね。
ということで、ようやく眠れると
再び布団に潜ったんですけど
三波春夫とか橋幸夫のことを考えていたら・・・・

午前6時15分
眠れ・・・・

午前7時
・・・・ないんです。

2020年のオリンピックは東京に決まった。
ということで『新東京五輪音頭』を誰が歌うかが
ぼくの中での問題になってくる。
以前の東京オリンピックの時は
数名の方が『東京五輪音頭』を歌っている。
その中で一番のヒットしたのは三波春夫だが、
彼はすでに亡くなっている。
今生きている方はというと
橋幸夫、北島三郎、畠山みどりくらいだ。
さて、誰が歌うんだろう。
氷川きよしなどの若手に歌わせるのだろうか。

橋幸夫ファンであるぼくとしては
橋さんにぜひ歌ってもらいたいところだ。
朝ドラ「あまちゃん」の中では
『いつでも夢を』が使われているし、
更には本人も出演しているし。
そのことが『新東京五輪音頭』の伏線だと思いたい。

中学の頃だった。
突然、日本人なんだから
日本人らしくしなければ
と思いつき、フンドシ着けて
学校に行ったことがある。

その頃はまだデパートなどでも
フンドシは売られていたが
さすがに買うのは恥ずかしく、
家にあった手ぬぐいを自分で
縫って作ったものだった。

フンドシ、最初は
ゴワゴワして気持ち悪かった。
だけど慣れてしまえば
何ということはない。
気がつけばフンドシを
着けていることを忘れていた。
おそらく生まれて初めての
パンツもそうだったに違いない。

思い立ったら
とにかく一歩。
体力任せに
二歩三歩。

意地の力で
四歩五歩。
息絶え絶えに
必死な六歩。

ほら追い風だ
勢い七歩。
あと一息だ
さあ八歩。

焦らないで
ゆっくり九歩。
はい、おめでとう
とうとう十歩。

・・・・・・性別の欄をどう埋めようか。
やはり「男性」と書くべきなのか
もしくは「男子」と書くべきなのか
それとも「男」と書くべきなのか
記述例がないので困っています。
「男性」が一般的なんだろうが
それだとあまりに客観的だし
「男子」と書くのも悪くはないが
それではあまりに若すぎるし
「男」というのも有りだろうが
それなら「漢」と書きたくなるし
いったいどれが正解なんだ。
性別の欄をどう埋めようか・・・・・・

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