吹く風ねっと

一生は未来の記憶を散りばめた一本の道。人生は未来の記憶をひろいながら歩く旅。

2012年03月

そろそろ冬眠から覚めましょうよ。
陽気も良くなったことですし
怠け心さえ出さなければ
きっと何とかなりますから。

そろそろ冬眠から覚めましょうよ。
桜の花も咲き始めたのですから。
明るい気持ちさえ持っていれば
きっと何とかなるでしょう。

 すべてが大丈夫なのですから。
 心配しなくてもいいのですから。
 絶対に大丈夫なのですから
 生きる希望さえなくさなければ。

そろそろ冬眠から覚めましょうよ。
夢に向かって歩き出しましょうよ。
その道はここそこに広がって
歩き出すのを待っているのですから。

月に一度くらいの割合で
何もしたくない時がある。
きっと今日はその日で
習慣になっている腹筋でさえ
まったくやる気が起きない。
今日やらなかったくらいで
ぼくの一生にいったい
どんな影響が出るというんだ
なんて思っている有様だ。
こういう時は何もしないで
寝たほうが賢明なんだ。
「とはいえやらなきゃ・・」
なんて真面目に考えてしまうと
面白くない習慣になってしまうし
そうなると長続きしなくなる。
ぼくがこれまでたどってきた
歴史がそれを証明している。

地図を見ながら行くんだ。
一区画ごとにチェックして
すべてが終わったら、そこの
ボタンを二回クリックして
その町を終わりにするんだ。
決して躊躇してはならない。
感情に走ってもならない。
確実にそのスイッチを押すんだ。
その後振り返ることのないように。

ぼくは山手から下って行くから
きみは川沿いから行くがいい。
線路に向かってゆっくりと
しかも確実に歩いて行くんだ。
すべてクリックし終えたら
午後一時半位になるのかな
先ほどの駅で落ち合おう。
そこから電車に乗って
その次の町に行くんだ。

アイドルがニュースを読んで
政治を語る時代なんだから
ぼくら中年が夢を拾ったり
素直に恋を語ったりしても
別にかまわないわけですよ。
そういう風が吹いてるんだから
そういう時代に生きてるんだから
もう少しもう少し弾けてたって
別にいいじゃないですか。
少しばかり年を食ったからって
人生わかったような顔をして
そこに座ってなんかいないで
もっともっともっと前に来て
この季節を楽しみましょうよ。

まだ冷めやらぬ意識の下を
ポロポロとおしっこが
落ちていく、落ちていく

ちょっと前までは
シャーシャーとおしっこが
流れていた、流れていた

だからいつも勢い余って
ピチピチとおしっこが
跳ねていた、跳ねていた

トイレを汚したくないからと
ユルユルとおしっこを
やってみた、やってみた

それが功を奏したのか
タラタラとおしっこが
垂れていく、垂れていく

年のせいだとは思わない
ポロポロとおしっこが
落ちている、落ちている

時、桜を起こし
夢の中を駆けていく
時、桜を起こし
風の中を駆けていく

川、桜を追って
夢の中を流れていく
川、桜を追って
風の中を流れていく

人、桜に酔って
夢の中に立ちつくす
人、桜に酔って
風の中に立ちつくす

桜、桜を現し
夢の中を登っていく
桜、桜を現し
風の中を登っていく

今日はそこにあるのではない。
今日はあそこにあるのではない。
今日はここにあるのだ。
ここにあって隙間なくいっぱいに
いっぱいに花咲いているんだ。
だから今日を探す必要はない。
今日を意識する必要はない。
ここいっぱいに生きていけば
確実に今日を呼吸出来るんだ。
確実に今日の存在を得られるんだ。
誰彼の記憶からは消えようとも
宇宙の記憶として刻印されるんだ。

朝の光を浴びながら
体を大気にゆだねると
なぜか緊張がほぐれてくる。
緊張がほぐれてくると
横隔膜が楽になり
自然と笑顔になっていく
ヘソ下三寸元気が溢れ
肩の力も抜けてくる。
体のバランスも取れていて
きっときっと血の流れも
良くなっているのだろう。
さてそうなると
どうなるのかというと
・・いやはや、やっぱり。

深い深い悩みが解けて
ぼくらの頭は図工する
辛い辛い憂いが解けて
ぼくらの体は図工する
ハサミカッターボール紙
ぼくらの命は図工する

軽い軽い笑いが解けて
ぼくらの過去は図工する
緩い緩い気配が解けて
ぼくらの未来は図工する
のりしろ伸びしろ接着剤
ぼくらの夢は図工する

徐々に風が暖かくなり
徐々に冬が遠ざかっていく。
外はまぶしいくらいに晴れ渡り
家の中にいる休みのぼくを
しきりに手招きしている。だけど
へそ曲がりのぼくは動かない。
じっとテレビの前に座って
録りだめしたドラマの最終回を
必死になって観ている。

ふと気がつくと寒いんだ。
特に足下が冷えきってしまって
全身に寒気が走っている。せっかく
毎日うがいや手洗いを励行し
ここまで風邪を引かずにきたのに
シーズンオフのこの時期に
しかもポカポカ陽気の昼日向に
風邪なんか引くわけにはいかんと
今分厚い毛布にくるまっている。

ビッタラ戦争かき氷
甘いものには蟻が寄る
ラムネ一本観覧車
縁台将棋とおじいさん
縁台将棋とおじいさん

ビッタラ戦争かき氷
辛いものには人が寄る
焼酎一本馬鹿騒ぎ
風呂敷包みとおばあさん
風呂敷包みとおばあさん

ビッタラ戦争かき氷
冷たいものには風が寄る
タバコ一本火の用心
爆弾仕掛ける子孫たち
爆弾仕掛ける子孫たち

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